注射で済ませられるワキガ治療とは

ワキガ治療には手術などが用いられますが、治療費がかさんだり、手術跡が残ってしまうなどのデメリットもあります。そこで比較的楽にワキガ治療に取り組みたいのであればボトックス注射という選択肢もあります。
ボトックス注射は毒としても知られるボツリヌス菌から生成された成分を患部に浸透させる方法です。ワキガはアポクリン汗腺とエクリン汗腺が原因となりますが、このボトックス注射は特にエクリン汗腺に対して効果を発揮します。この治療法のメリットは注射という非常に簡易な方法でワキガを抑えられることにあります。手術では傷跡が残ってしまう可能性がありますが、注射の場合はその心配はありません。もちろん治療にかかる時間も短く、10分程度で終わらせることもできます。
また手術と異なり体にかかる負担が少ないので、治療を終えたその日から通常の生活を送ることも可能です。効果を感じられるまでにかかる時間も短く、早い人ではわずか2、3日程度で効果を実感できるとされています。さらにほかの方法に比べて治療費が安いのも大きなメリットと言えるでしょう。
他方でデメリットがないわけでもありません。ボトックス注射は効果が期間限定だということも十分考慮しなければいけないでしょう。長い人で半年、短い場合は3か月程度で効果がなくなるとされています。また比較的ワキガの程度が軽い人には適していますが、中程度以上の症状の人には効果が現れにくいのもデメリットの一つです。メリットのところで取り上げたように費用が安いのは魅力ですが、重度の多汗症として認められなければ健康保険は適用されないため、部位や薬剤による違いはありますが10万円程度の出費は必要になることも考えておかなければいけません。
このように体への負担が少ないボトックス注射にはメリットもデメリットもあります。症状によっては他の治療法のほうが適している場合もありますので、まずは病院が提供している無料カウンセリングなどを受けて、よく相談してから利用するように心がけましょう。